【呉夏枝】「編むワークショップ・ニットキャップ人形編」を開催します。
2013年10月27日(日)・11月16日(土)・12月5日(木)・12月21日(土)お知らせ
【編むワークショップ・ニットキャップ人形編】
同じ目数で、糸の色を変えていくシンプルなメリヤス編みです。編み物が初めての方や、得意でない方もお気軽にご参加下さい。
第1回: 9月28日(土)
第2回:10月27日(日)
第3回:11月16日(土)
第4回:12月5日(木)
第5回:12月21日(土)
時 間:各回13:30-16:00
○いずれか1日のみの参加も可
○棒針(2〜8号程度)があればご持参ください。
場 所:kioku手芸館「たんす」(大阪市西成区山王1丁目11-5)※mapは
こちら
※北門通り・北門交番4軒となり。元・鈴木タンス店の黄色い看板が目印。
参加無料/要申込(お電話かメールにてお申し込みください)
|お問合せ・申込先|
ブレーカープロジェクト実行委員会
TEL: 070-5046-8667
Email: info@breakerproject.net
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kioku手芸館「たんす」にある桐タンスには、地域の方からいただいた色とりどりの毛糸を収納しています。何かを編んだ残りの毛糸や、編もうと思いながらそのままになった毛糸。お家で眠っていたこれらの毛糸玉からも、さまざまな物語が浮かんでくるようです。今回、これらの毛糸を使って人形を編むことをはじめたいと思います。モチーフはニットキャップを被ったメリアス編の人形で、北門通りの、あるお宅の玄関に飾られていたものです。すっかり一目惚れして、この人形を、今またいろいろな方と思い思いの色や表情で作りたいと思いました。作った人形は、来年2月に開催する展覧会で紹介したいと考えています。
ふるってご参加ください。(呉夏枝)
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呉はこれまで「語られなかった記憶」を探求し、作品制作を行ってきました。
「たんす」では、呉の作品制作の過程として、「編み物」にまつわるワークショップを週2回程度、継続的に行いながら、地域の女性たちが集い、語るー記憶をほぐすー場をつくっています。
さらに9月からは、これまでの「編み物をほどく/ほぐすワークショップ」に加え、地域で集めた"家庭で眠っていた毛糸"を材料とする「編むワークショップ~ニットキャップ人形編~」をスタート。
呉にとって、ここでの「編む」という行為は、記憶をあらたに紡ぐ行為といえます。
このワークショップでたくさんの人が「編む」行為に参加することで、この地域で集まった糸が別の場所へと広がり、つながっていく様子を想い描いています。
☆kioku手芸館「たんす」は、美術作家・呉夏枝のコンセプトスペース/ワークショップ工房/展示ギャラリーとして、ブレーカープロジェクト実行委員会が運営するプロジェクトスペースです。
photo: OH Haji