Project

新・福寿荘|パラモデル

地域に根ざした創造活動拠点の実験 2014-2015

新・福寿荘|パラモデル
photo:表 恒匡
レジデンス・パラ陽ケ丘 -よろぼう海辺のかなたの眺め

プロジェクト実施期間|2014年12月〜2016年3月
オープンスタジオ|2015年 3月25日〜29日
公開展示|2015年9月23日〜26日


2014年度より築60年の木造アパートである創造活動拠点<新・福寿荘>の元居住空間という特性を活用しレジデンス事業を始動。初年度はアーティストユニット・パラモデルの中野裕介を招聘しました。
約2年かけて行った本事業では、中野が近年関心を抱き続けている、能楽・謡曲『弱法師(よろぼし)』とその主人公・俊徳丸少年の伝説、そして、その舞台となった四天王寺のすぐ近くに位置する<新・福寿荘>周辺地域へのリサーチをもとに、アパートの一室を昨品化しています。
中野の新作として発表した「レジデンス・パラ陽ケ丘」は、西日の射し込むその一室を、盲目の俊徳丸の頭部に見立て、彼が心の眼で感じ歓喜したと言われる夕日の光や、地域の地層深くに眠る物語に思いをめぐらせ、うつろう光とともにイマジネーションに満ちた時間を体験する滞在型作品となります。春と秋限定のナイトステイプログラムとして公開。参加者には、作品の構想に関連する四天王寺までのまち歩きガイドマップを進呈し、作家本人によるおすすめのルートとチェックポイントをもとに、「新・福寿荘」周辺のまち全体を楽しめるプログラムとして実施しました。
(ナイトステイプログラムは2019年の新・福寿荘解体に伴い終了しました。)


地域に根ざした創造活動拠点の実験 2014-2015

パラモデル「レジデンス・パラ陽ケ丘 -よろぼう海辺のかなたの眺め」

協力|ターナー色彩株式会社/山王連合振興町会/社会福祉法人山王みどり会/山王女性会/飛田地区商店街連合/元鈴木タンス店ほか作品制作に協力いただいた皆様 MORI YU GALLERY(順不同)
施工・制作協力|株式会社POS建築観察設計研究所
プログラムディレクター|内山幸子

主催|ブレーカープロジェクト実行委員会
助成|一般財団法人地域創造/公益財団法人福武財団/アーツサポート関西*2015年度/一般財団法人おおさか創造千島財団*2014年度
ディレクター|雨森信 事務局|松尾真由子/高岩みのり

fukutake.png  ask.png

パラモデル - -paramodel

林泰彦(2001年 京都市立芸術大学構想設計専攻卒業)と中野裕介(2002年 同大学大学院絵画専攻日本画修了)からなるアートユニット。2001年より活動開始、2003年にユニット名を「パラモデル」に。共に東大阪出身。得意領域や趣向の異なるパラレル [parallel] な2人が、『パラモデル [paramodel]:世界や心の様々な部品から組み立てる、詩的な模型/設計図』というコンセプトを核に共存、互いの視差 [parallax] と関係性を生かし、2人による「模型遊び」という要素をベースに、多様な形式で作品を制作。
近年の主な個展に、「パラモデルの 世界はプラモデル : THE WORLD ACCORDING TO PARAMODEL」(西宮市大谷記念美術館、2010)、「パラの模型/ぼくらの空中楼閣」(銀座メゾンエルメス、2013)、「UとP展」(MORI YU GALLERY TOKYO、2014)、「Paramodel」(University of Michigan of Art (UMMA)/アメリカ、2014)。主なグループ展に、「世界制作の方法」(国立国際美術館/大阪、2011)、「赤塚不二夫マンガ大学展」(京都国際マンガミュージアム、2011)、「稲垣足穂 一千一秒物語 展」(喜多ギャラリー/奈良、2012)、「東京駅復元工事完成記念展 始発電車を待ちながら」(東京ステーションギャラリー、2012)、「アジアンパシフィックトリエンナーレ (APT7) 」(Gallery of Modern Art (GOMA) and Queensland Art Gallery (QAG)/オーストラリア、2012)、「MOTアニュアル2014 フラグメント ー未完のはじまり」(東京都現代美術館、2014)など多数。http://www.moriyu-gallery.com/artists/profile.html?artist_id=3


Topics

ドキュメントブック「Breaker Project 2006-2010/2011-2013」
サポートスタッフ募集