Breaker Project Document Book
2024年3月31日(日)更新
これまでに発行したドキュメントブックを紹介します。
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Document Book 2003-
Breaker Project 2003 -2005 【PDFダウンロード可】
大阪現代芸術祭プログラム・芸術まちづくり事業の一つとしてスタートしたBreaker Project。その初年度2003年4月から2005年3月にかけて、独自の手法で社会とリアルに関わりながら表現活動を行う4名のアーティスト、藤浩志、伊達伸明、きむらとしろうじんじん、Franck BRAGIGANDを招聘し、大阪の新世界を拠点に活動を展開したプロジェクトをまとめたドキュメントブック。
詳細
- ●仕様 :B5判・64P・オールカラー
- ●デザイン:江村耕市
- ●企画編集:雨森 信/原 久子/甲斐賢治(NPO法人[recip]地域文化に関する情報とプロジェクト)
- ●編集スタッフ:阿部恭子/松本 篤
- ●進行管理:奈良 歩(NPO法人[recip]地域文化に関する情報とプロジェクト)
- ●翻訳:西原寧子/吉村亜也子
art school
2005年度に5組のアーティストとともに子どもを対象にしたワークショップを開発し、大阪市内の児童館や小学校、また公共文化施設などで実施したプロジェクト「art school」の全活動をまとめたドキュメントブック。
詳細
- ●内容
- ・江村耕市「ヤモリの壁プロジェクト」
- ・村井奈々「色紙とドローイングによるアニメーション」
- ・小西小太郎「ねんどしりとり」「児童館をそのままアニメーション」
- ・パラモデル「パラモデルといっしょにプラレールで遊ぼう」
- ・伊達伸明「覚えておこうありし日の園舎」
- ・ワークショップのデザイン ゴウヤスノリ/佐藤優香/雨森 信
- ●仕様 :B5判・32P・オールカラー
- ●定価:500円
- ●デザイン:江村耕市
- ●企画編集:雨森 信
- ●編集スタッフ:阿部恭子/松本 篤
- ●進行管理:奈良 歩(NPO法人[recip]地域文化に関する情報とプロジェクト)
Breaker Project 2006 -2010
2009〜2010年度にかけて、西尾美也、下道基行、パラモデル、トーチカ、藤浩志の5組のアーティストと共にプロジェクトを展開し、美術館(大阪市立近代美術館建設準備室)にて展覧会を行った「絶滅危惧・風景」とともに、2006年-2008年度に実施したプロジェクトをまとめたドキュメントブック。
詳細
- ●目次
- ・絶滅危惧・風景 2009-2010 (西尾美也、下道基行、パラモデル、トーチカ、藤浩志、まちに寄生するアート、まちでの「絶滅危惧・風景」2009)
- ・これまでのBreaker Project 2006-2008 (2006 art in the city、2007 publicなartの実践、2008 まちが劇場準備中)
- ・地元の声
- ・「『新世界』試論」 山田創平
- ・「パブリックなアートの考察」 吉澤弥生
- ・「持続可能なまちとアートの関係」 雨森 信
- ・開催データ
- ●仕様 :A5判・80P・オールカラー
- ●定価:1,000円
- ●デザイン:marqmew
- ●編集:竹内厚/雨森信
- ●編集スタッフ:松尾真由子/的場久美
- ●進行管理:阿部恭子
- ●翻訳:吉村亜也子/つかもとやすこ
Breaker Project 2011 -2013
2011〜2013 年度にかけて、梅田哲也、呉夏枝、大友良英、山田亘の4名のアーティストと共に継続して実施したプロジェクトのドキュメントブック。山王地区を中心とした西成区にてそれぞれのアーティストが取り組んだ3年間の活動の中で、人や場所と相互に作用しながら、日常化していくアートの実践を記録。
詳細
- ●目次-
- ・梅田哲也「小さなものが大きくみえる」「O才」
- ・呉 夏枝「光のけはい、ゆらめく影」
- ・大友良英「西成・子どもオーケストラ」
- ・山田 亘「西成なるへそ新聞」
- ・地元の声
- ・「街は記憶でできている-新たな記憶を創造するアートプロジェクト-」 伊藤俊治
- ・「日常化するアートの実践」 雨森 信
- ・座談会「-3年という時間の中で育まれたもの、そしてその先へ-」
- ・プロジェクト実施データ
- ●仕様 :A5判・44P(P.1 -24 カラー / P.25- モノクロ)
- ●定価:700円
- ●デザイン:髙橋静香
- ●編集:竹内厚 ( Re:S ) /雨森信
- ●編集スタッフ:松尾真由子/高岩みのり/内山幸子
- ●編集協力:柳本牧紀/小島剛/奈良歩/坪田直/荒川莉佳子/阿部恭子
- ●翻訳:吉村亜也子
Breaker Project 2014 -2015 「場所」
2014〜2015年度にかけて「地域に根ざした創造活動拠点の実験」として、きむらとしろうじんじん、薮内美佐子、パラモデル、草本利枝、大友良英、PIKAなど、多様な美術家や音楽家と展開した2年間のプロジェクトをまとめたドキュメントブック。特に2011年以降取り組んできた空き家や廃校跡など地域資源を活用した創造の場づくりについて振り返り、創造活動拠点の形成に向けて考察する。
詳細
- ●目次
- ・場所をつくる1 座談会「作業場をつくってみる!」
- ・場所をつくる2 サードプレイス化するkioku手芸館「たんす」
- ・場所をつくる3 木造アパートからレジデンス拠点へ「新・福寿荘」
- ・場所をつくる4 西成・子どもオーケストラによる「いまみや・踊る・秋祭」
- ・まちから 見たブレーカープロジェクトの姿(地元の声より)
- ・「変化し続けるアートプロジェクトの現場と継続への挑戦」 雨森 信
- ・プロジェクト実施データ
- ●仕様 :B5判・48P(P.1-16・P.33-48 モノクロ/P.17-32 カラー)
- ●定価:1000円
- ●デザイン:髙橋静香
- ●編集:竹内厚/雨森信
- ●編集スタッフ:松尾真由子/高岩みのり
- ●編集協力:阿部恭子/内山幸子/小島 剛/柳本牧紀/加藤夏帆/北島 曜/新田千奈留/堀辻麻衣/松田 薫/本原暁菜/室谷智子
- ●翻訳:吉村亜也子/長坂有希
residency program | レジデンス事業ドキュメント
青田真也「よりそうかたち」/ AOTA Shinya, "Accompanying Forms"
映像:川村格夫
2016〜2017年度にかけて、美術家・青田真也が大阪西成区を中心に行ったリサーチをもとに新作を発表した展覧会『よりそうかたち』のドキュメント。展示や制作プロセスを追体験できる仕掛けとして、作品写真を掲載したカラー冊子が2つ分かれているほか、西成区内の町工場からの協力を得た素材も利用するなど、一冊ずつ異なる表情(傷や汚れ)のある装丁となっている。手作業で製本した行程を含み1冊ずつ異なるパーツがあるため、限定200部の発行。
詳細
- ●仕様:特製ビニールケース+シール、三分冊(カラー20P/19P+モノクロ24P)、オリジナル板紙、展覧会ポスターチラシ
- ●目次(モノクロ冊子)
- ・よりそうかたち 青田真也
- ・「『よりそうかたち』によりそう」鞍田 崇
- ・「あらゆる営みを彫刻として見る」橋本 梓
- ・「プロセスからみるアーティストのまなざし」雨森 信
- ・作品リスト
- ●販売価格:¥1,600(税別)
- ●デザイン・製本:川村格夫
- ●写真:来田 猛
- ●編集:青田真也/ブレーカープロジェクト
- ●翻訳:ミヤギフトシ
花岡伸宏「つくるということ」/ HANAOKA Nobuhiro, "The Act of Making"
2018〜2019年度にかけて、美術家・花岡伸宏が大阪西成区を中心に行ったリサーチをもとに新作を発表した展覧会『つくるということ』のドキュメント。カラー冊子とモノクロ冊子の2つの印刷物のセットで構成されており、カラー冊子では個々の作品や展覧会の様子を、モノクロ冊子では、作品リストと、展覧会終了後に実施した花岡へのインタビューを掲載。
詳細
- ●仕様 :B5判・12P(モノクロ)/B5変形判・8P(カラー)
- ●定価:500円
- ●デザイン:髙橋静香
- ●写真:麥生田兵吾
- ●編集:花岡伸宏/雨森 信/高岩みのり
- ●翻訳:吉村亜也子
TRA TRAVEL「[Co-mirroring コ・ミラーリング] - 共にうつしあう-」
2020-2021年度にかけてTRA-TRAVELの共同代表Yukawa-NakayasuとQenji Yoshidaが、大阪西成区を中心に行ったリサーチをもとに、それぞれ異なるアプローチと表現方法により新作を発表した展覧会<Dear>と<来日>のドキュメント。カラー冊子とモノクロ冊子の2つの印刷物のセットで構成されており、カラー冊子では個々の作品や展覧会の様子を、モノクロ冊子では、作品リストと、展覧会終了後に作家自身がプロジェクトを振り返るテキスト「近未来に宛てたノートYukawa-Nakayasu」「来日後 Qenji Yoshida」、及びTRA-TRAVELへのインタビューを掲載。
詳細
- ●仕様カラー冊子:B5変形判・8P/モノクロ冊子:B5判・20P
- ●定価:500円
- ●デザイン:髙橋静香
- ●写真:麥生田兵吾/Yukawa-Nakayasu
- ●編集:Yukawa-Nakayasu/Qenji Yoshida/雨森 信/高岩みのり
- ●翻訳:TRA-TRAVEL/李 芸濃/王 瑀琦/Tristian Smoke
岩谷雪子「西成で植物を採集すること」/ IWATANI Yukiko, "Collecting weeds in Nishinari"
2022-2023年度にかけて展開したレジデンスプログラムのドキュメント。雑草と総称され普段は見過ごされがちな植物に注目する岩谷は、西成のまちをリサーチし、自生・共生する 植物を採取。またそこで見えてくる風景やその背後にある事象にもまなざしを向けて行ったフィールドワークをベースに新作を発表した展覧会の記録。 カラー冊子とモノクロ冊子の2つの印刷物のセットで構成されており、カラー冊子では個々の作品や展覧会の様子を、モノクロ冊子では、作品リストと、2つの寄稿文(「『西成で植物を採集するということ』に寄せて」芹沢高志、「ただそのままの草と街を」中村文子)を収録。
詳細
- ●仕様:カラー冊子:B5変形判・8P/モノクロ冊子:B5判・12P
- ●定価:500円
- ●デザイン:髙橋静香
- ●写真:麥生田兵吾 (カラー冊子、モノクロ冊子表紙)
- ●編集:岩谷雪子/雨森 信 編集スタッフ|阿部恭子
- ●翻訳:studio epoche(ヨシダケンジ / タイラー・コバーン)
list
●Breaker Project Document Book
- ・Breaker Project 2003 -2005
- ・Breaker Project 2005「art school」
- ・Breaker Project 2006 -2010
- ・Breaker Project 2011 -2013
- ・Breaker Project 2014 -2015 「場所」
●residency program | レジデンス事業 ドキュメント