Project

西成・子どもオーケストラ

Breaker Project 2016-2017

西成・子どもオーケストラ
photo:仲川あい

【プロジェクト実施期間】2016年9月〜2018年3月

音楽家・大友良英氏を講師に迎え、西成区のこどもを対象にした即興音楽のワークショップとして2012年より始動。演奏の経験や上手下手は問わず、簡単なルールと指揮者の指示にしたがって思い思いに音を出す「集団即興オーケストラ」の手法で、その一瞬限りのアンサンブルをつくっていくものです。これまで今池こどもの家、南津守小学校と連携しながら大阪を拠点に活動する音楽家なども加わり、ワークショップを継続的に実施し、毎年コンサートを開催。また、2014年度からは、いまみや小中一貫校や西成高校とも新たに連携し、吹奏楽部による「盆踊り」の楽曲演奏や高校生との曲づくりに挑戦。地域内外の人々が参加する「いまみや・踊る・ 秋祭」を開催し発表しました。

2016年度からは、新たな取り組みとして、身の回りのものでつくる楽器づくりに挑戦するほか、いずれ音楽を軸とした居場所をつくっていくことも射程に入れ、地域活動とのさらなる連携・協働に取り組み、活動を展開しています。

これまでの活動|2012-2013年度 / 2014-2015年度

Topics

Breaker Project 2016-2017
西成における「子どもオーケストラ」

世界中で活躍する音楽家・大友良英氏を迎え、2012年よりスタートした西成区の「子どもオーケストラ」。この事業は、2011年の東日本大震災により起こった原発事故が契機となっています。10代を福島で過ごした大友氏は、2011年東日本大震災の後、原発事故の被害に苦しむ福島の惨状を受けて、福島出身/在住の音楽家や詩人、科学者、集った福島県内外の有志と共に「いまの福島」、そして「これからの福島」を全世界に向けて発信し、福島や日本の未来の姿を長期的に考えるプロジェクト 「プロジェクトFUKUSHIMA!」を立ち上げました。同年夏には、福島市で1万人を超える人々を集めた音楽フェスティバルを開催。そこでアマチュア/プロフェッショナルを問わない一般公募の参加者と「オーケストラFUKUSHIMA!」を編成し、260名による即興オーケストラの圧倒的なライブで観衆を魅了しました。その余波が大阪にも飛び火し、西成での「子どもオーケストラ」へとつながっています。原発のことは福島に限らず、日本また世界全体で考えなければいけない問題であり、この地域で起こっていることと根底ではつながっていると捉えています。ブレーカープロジェクトでは、ここ大阪において、子どもオーケストラの輪を時間をかけて広げていくと同時に、学校の評価基準とは異なる自由な表現の場、子どもたちの個性や創造性を育むもう一つの居場所として、今後も事業を継続していく予定です。


主催:ブレーカープロジェクト実行委員会
助成:一般財団法人地域創造/公益財団法人福武財団
/損保ジャパン日本興亜「SOMPO アート・ファンド」(企業メセナ協議会 2021 Arts Fund)*2016年度
/公益社団法人企業メセナ協議会 2021 芸術・文化による社会創造ファンド*2017年度
ディレクター:雨森信|事務局:松尾真由子/高岩みのり/室谷智子

logo2016-17.png

ドキュメントブック「Breaker Project 2006-2010/2011-2013/2014-2015」
サポートスタッフ募集