【レポート】薮内美佐子ワークショップ「サラのボロ布」その2
2014年9月15日(月)更新レポート
薮内美佐子さんのワールドを体験する第2弾ワークショップ「サラのボロ布」が、全3回を終了しました。
ネクタイを解体してブックカバーを作るこのワークショップの3回目には、すでにご自宅でたくさん作ってご持参された方もいました。
ご家族のリクエストに応えて、少し大きめにしたり、本の厚みによって調節できるようにしたり。
どちらの面が表紙か、すぐにわかるようにワンポイントを付けたり。
皆さんの探究心とアレンジ力に、薮内さんとスタッフ一同、感嘆の声が出ました。
「たんす」でのワークショップは、毎回新しい参加者もいらっしゃいますが、通算6回のワークショップを経て、常連さんの顔も見えてきました。また、昨年度の呉夏枝さんのワークショップに参加していた方も引き続き参加してくださっています。そうした地域の方々と薮内さんとの会話には、「お互いにおもしろがる」ことを見つけ合って、なんだか「グルーブのようなもの」が生まれ始めている気がします。
ところで、前回のブログレポートでご紹介した、解体したネクタイから現れた中芯の束は、「カッパドキア」と呼び名がつけられました。
>>【レポート】薮内美佐子ワークショップ「サラのボロ布」その1
次回は、第3弾ワークショップ「黒いながめ」です。
日用品や「たんす」のあらゆるものの表面やかたちを、フロッタージュで写し取ります。
どうぞお楽しみに!(Breaker Project)