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【薮内美佐子】展覧会「喫茶たんす 雑音の界隈の鼻歌が 雑音の彼方の鼻歌に 変わるさま」

2016年3月17日(木)〜21日(月・祝)【kioku手芸館「たんす」】お知らせ

【薮内美佐子】展覧会「喫茶たんす 雑音の界隈の鼻歌が 雑音の彼方の鼻歌に 変わるさま」<br>

美術家の薮内美佐子が、<kioku手芸館「たんす」>を拠点に約2 年にわたって継続してきたプロジェクトの展覧会を開催します。


 本プロジェクトは、2014年6月、西成区山王にある「たんす」にて、不可思議なタイトルの「鳥に色を塗っておいてね」というリサーチとしてのワークショップから始まりました。その後も「サラのボロ布」「黒いながめ」「毛深い姉妹」など、詩的かつユニークなネーミングが続き、地域の女性たちを中心としたワークショップ参加者たちとの、編み物や縫い物、フロッタージュやコマ撮りアニメーションなど、日々の手仕事と美術の技法が交錯するさまざまなものづくりが展開していきます。日々の暮らしのリズムに入り込む、ある曜日のある時間のある場所。「たんす」の活動は、週に一度集まる薮内と参加者たちが、互いの引き出しを見せ合ったり、おもしろがり合うことが刺激となって次の創作へとつながっていきました。「喫茶たんす」は、薮内とともにワークショップの担い手となっていった参加者たちが作り出した手芸、映像、歌などの多彩な作品群による展覧会です。


展覧会

喫茶たんす
雑音の界隈の鼻歌が 雑音の彼方の鼻歌に 変わるさま

日 時:3 月17日(木)-21日(月・祝) 13:00-19:00
会 場:kioku手芸館「たんす」(大阪市西成区山王1丁目11-5)mapは
こちら
※北門通り・北門交番4軒となり。元・鈴木タンス店の黄色い看板が目印。
入場無料

☆展覧会チラシのダウンロードはこちら


関連イベント

トーク「地域に根ざした創造活動拠点:kioku 手芸館『たんす』」

話し手:薮内美佐子、福住廉(美術評論家)
日 時:3 月8日(火)19:00-21:00
会 場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]1F
アクセス:地下鉄千日前線・中央線「阿波座」駅下車、8番出口から西へ約150m
http://www.enokojima-art.jp/access/
参加費:500円
定 員:30名(要申込)

【申込方法】
こちらより必須項目及び、メッセージ欄に、①参加日 ②参加人数を明記のうえお申し込みください。なお、定員に達しなかった場合は、当日の受付も行います。

※本トークは、草本利枝 写真展+連続トーク「ニシナリにfenceはないと猫は言う」の一環で実施します。
共 催:大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]


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薮内美佐子 - YABUUCHI Misako
1964年生まれ。京都市立芸術大学大学院美術科修了。個展やグループ展にて 絵画、アニメーション、編みぐるみ、詩などをゆっくりしたペースで発表。
1984年より dumb type に参加し 作品制作、パフォーマーとして舞台に関わる。また他アーティストとのコラボレーションで パフォーマンスやショウ、ハプニングを発表。近年の活動としては 高谷史郎パフォーマンス作品"明るい部屋""CHROMA""ST/LL"に参加。2013年より音楽ユニット 山/完全版を作り活動中。HAPPY SPOT NARA 2014 - 2015アートクル!ドキュメントに参加。
身の回りに起こる出来事の新たな側面や組み合わせの妙に好奇心を持ち探求したいと思っている。
kioku手芸館「たんす」について
北門通りの元・鈴木タンス店を多くのボランティアスタッフの方々と清掃・改装し、美術家・呉夏枝のコンセプトスペースとして2012年12月にオープンしました。「たんす」では、ワークショップ工房/展示ギャラリーの機能を残しつつ、「つくる」ことを軸にした創造活動拠点として、継続的に展開します。


主 催:ブレーカープロジェクト実行委員会
助 成:財団法人地域創造/公益財団法人福武財団/アーツサポート関西
協 力:山王連合振興町会/飛田地区商店街連合/元鈴木タンス店/社会福祉法人山王みどり会 ほか作品制作に協力いただいた皆様( 順不同)

ディレクター:雨森 信 プログラムディレクター:内山幸子 アシスタント:室谷智子
たんすコンシェルジュ:松田薫 事務局:松尾真由子/高岩みのり