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【岩谷雪子】展覧会「西成で植物を採集するということ」

2024年3月 1日(金)〜17日(日) close:月〜水お知らせ

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フライヤーダウンロード
2022年度より、大阪・西成のフィールドワークを展開してきました美術家・岩谷雪子による展覧会を開催します。
岩谷は、雑草と呼ばれ見過ごされがちな植物に注目し、個々の形状や生態、それらを取り巻く私たち人間の営み含めた環境を注意深く観察しながら、採集した植物を乾燥させて再構成する立体やインスタレーション作品を制作する作家です。
今回のレジデンスでは、都会のなかでたくましく(またひっそりと)自生・共生する植物をリサーチし、そこで見えてくる風景やその背後にある事象にもまなざしを向けながら、1年以上かけてフィールドワークを展開してきました。植物を採集した空き地や公園などを中心に、その土地の変遷やそれにまつわる人々の記憶を聞き取るなど、リサーチを通して収集したものや道端で見つけた(拾った)ものなども作品の要素となっています。
展覧会「西成で植物を採集するということ」では、メイン会場と合わせて、まちを歩きながら点在する作品をご覧いただきます。刻々と変化していくまちの風景や路傍の植物と共に、岩谷雪子の新作をご鑑賞ください。

また、3月3日(日)には、二人のゲストを招いたアーティスト・トークも実施します。今回のフィールドワークや作品を振り返りつつ、路傍の植物に向けるまなざし、植物を通して見えてくる社会など、様々な切り口で掘り下げます。



■展覧会
会 期| 3/1(金)-3(日) 、3/7(木)-10(日) 、3/14(木)-17(日) 13:00〜19:00 *close月〜水
会 場|イチノジュウニのヨン(大阪府大阪市西成区山王1丁目12−4)[MAP]
*アクセス:Osaka Metro 御堂筋/堺筋線「動物園前駅」②番出口より徒歩5分
入場料|無料

まちなか展示 |
*イチノジュウニのヨンにて、マップをお渡しします(マップはこちらからもダウンロードできます)
・山王訪問看護ステーション
・助六(うどん屋) 
・出世地蔵の祠
・日之出湯 
・山王おとなセンター・山王こどもセンター
・福田屋(宿屋)



■アーティストトーク

話し手|岩谷雪子
ゲスト|芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)
    中村史子(大阪中之島美術館 主任学芸員)
日時|3/3(日)  13:30〜15:00頃(開場13:00)
会場|大阪中之島美術館 1F ワークショップルーム (大阪市北区中之島4-3-1)[アクセス]
参加費| 500円 
定員|30名(要申込)

お申し込み方法
お問い合わせフォームよりお問い合わせフォームより必須項目及び電話番号、メッセージ欄に「アーティストトーク」 と参加希望人数を明記のうえお申し込みください。
※メールで申し込みいただいてから5日以内に返信がない場合は恐れ入りますが、迷惑メールをご確認いただくか、再度メールかお電話にてお問い合わせください。

ゲスト略歴
芹沢高志
P3 art and environment 統括ディレクター
1951年東京生まれ。神戸大学数学科、横浜国立大学建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究と実践に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことから、89年にP3 art and environmentを開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。とかち国際現代アート展『デメーテル』総合ディレクター(2002年)。アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(2003~2016年)。横浜トリエンナーレ2005キュレーター。別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(2009、2012、2015年)。さいたまトリエンナーレ2016ディレクター。さいたま国際芸術祭2023プロデューサー。2012年から2021年まではデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)のセンター長を務めた。著書に『この惑星を遊動する』(岩波書店、1996年)、『月面からの眺め』(毎日新聞社、1999年)、『別府』(ABI+P3、2020年)、訳書にバックミンスター・フラー『宇宙船地球号操縦マニュアル』(ちくま学芸文庫、2000年)、エリッヒ・ヤンツ『自己組織化する宇宙』(共訳:工作舎、1986年)などがある。

中村史子
大阪中之島美術館 主任学芸員。2007年から2023年まで愛知県美術館学芸員として「放課後のはらっぱ」(2009 年)、「魔術/美術」(2012 年)、「これからの写真」(2014 年)、「生誕120年 安井仲治」(2023年)等を企画、担当。また、あいちトリエンナーレにアシスタントキュレーターとして第一回から関わり、「国際芸術祭あいち2022」(2022年)のキュレーターを務める。加えて、愛知県美術館にて若手作家を個展形式で紹介する「APMoA Project, ARCH」を企画し、伊東宣明、飯山由貴、梅津庸一、万代洋輔を取り上げた。
主な外部企画のキュレーションに「Play in the Flow」(チェンマイ、タイ、2017年)があるほか、雑誌や書籍等への寄稿多数。専門は視覚文化、写真、コンテンポラリーアート。


岩谷雪子 IWATANI Yukiko
1958 年札幌市生まれ、高知市在住。武蔵野美術大学日本画科卒業。植物による立体、映像、インスタレーション等の作品を制作。植物のありのままの姿やその周辺の環境を含めて観察し、特に普段見過ごされがちな雑草などの小さな存在に目を向けると同時にそれらの生命の声を聴く、或は感じるための場としての表現を追求する。
近年の主な展覧会に「はならぁと」(奈良、2022年)、「MIND TRAIL」(奈良、2022年)、「六甲ミーツアート」(兵庫、2019、2021年)、「植物は、うごく」高知県立牧野植物園(2020年)、「BIWAKOビエンナーレ」(滋賀, 2018年) 、「Moving Plants」Rønnebæksholm(デンマーク、2017年)、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟、 2015年)など、芸術祭やグループ展に出品するほか、The Third Gallery Aya(大阪)や高知、東京などで個展も開催する。六甲ミーツアート2019では公募大賞グランプリを受賞。https://iwayuki249.wixsite.com/yukiko-iwatani



主催|ブレーカープロジェクト実行委員会
   (大阪市、特定非営利活動法人記録と表現とメディアのための組織、一般社団法人brk collective)
共催(アーティストトーク)|大阪中之島美術館
助成|一般財団法人地域創造
協力|山王地域活動協議会、山王訪問看護ステーション、山王こどもセンター、C-index(イチノジュウ二のヨン)、助六、日之出湯、福田屋、株式会社サミット不動産、ひと花センター、どーん!と西成、野崎 健(全日本港湾労働組合関西地方本部建設支部西成分会)、市川正士 ほか作品制作に協力いただいたみなさま(敬称略・順不同)   
ディレクター|雨森 信  事務局|阿部恭子、高岩みのり

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