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【2月11日(祝)】大友良英「西成・子どもオーケストラ」コンサート

2014年2月11日(火)プロジェクト

【2月11日(祝)】大友良英「西成・子どもオーケストラ」コンサート

「西成・子どもオーケストラ」では、音楽家・大友良英氏を講師に迎え、2012年2 月より今池こどもの家と南津守小学校と連携し、西成区のこどもを対象に「集団即興オーケストラ」のためのワークショップに取り組んできました。
3年間の集大成となるコンサートを2月11日(火・祝)に西成区民センターで開催します!

このオーケストラは演奏の経験や上手下手は問わず、簡単なルールと指揮者の 指示にしたがって思い思いに音を出し、一瞬限りのアンサンブルをつくっていく試みです。これまで、大友氏に加えて大阪を拠点に活動する音楽家たちも参加して、ワークショップを継続的に実施することで、子どもたちの創造性や主体性を引き出しながら音楽を作ってきました。
今回は、西成区民の大人も演奏に参加することで、よりダイナミックな即興オーケストラを、多くの皆様にご覧いただけましたら幸いです。


【開催概要】
[日時]2014年2月11日(火・祝) 15:30~17:00(15:00開場)
[会場]西成区民センター1F
[出演]大友良英、今池こどもの家、南津守小学校、他西成区内の子ども達、
    河辺知美、横沢道治、PIKA☆
[料金]500円
[定員]約200名(事前申込不要/自由席・先着順)※会場に直接お越しください。


講 師
大友良英(おおとも・よしひで)
音楽家。東京都在住。十代を福島市で過ごす。ノイズミュージックやフリージャズの分野で作品を発表し世界中で活動する他、朝の連続ドラマ「あまちゃん」の音楽をはじめ、映画、テレビドラマなどの作曲も数多く手がける。さらに近年は、さまざまな人たちとのコラボレーションを軸に音楽と美術の領域にまたがる新たな作品を次々に発表、障害のある子どもたちとの音楽ワークショップや一般参加型のプロジェクトにも力をいれ、各地で「子どもオーケストラ」の原型となる「ダブルオーケストラ」の試みも続けている。

ゲスト・ミュージシャン
河辺知美(かわべ・ともみ)
アフリカンマリンババンド「NKOSI AFRICA」のメンバー。アフリカの打楽器を中心にした様々なイベントでのコンサートの他、ワークショップなどを実施している。また、地球おはなし村のメンバーとしても活動。

横沢道治(よこざわ・みちはる)
1992年米国より帰国後以降、コンガ奏者として即興演奏を軸に様々な表現者と共演。1994年、打楽器店「タムタムカンパニー」を設立しジェンベ教室を主宰している。また「みなみちどりん」のメンバーとして子ども向けの公演や授業なども行っている。

PIKA☆(ピカ☆)
ロック・バンド「あふりらんぽ」のドラマー、ヴォーカルとして世界中で活動後、ソロ活動開始。幅広い視野でハプニングかつ実験的でプリミティブな音楽を追求している。また2011年東日本大震災をきっかけに「TAIYO33OSAKA」プロジェクトを発足。


「子どもオーケストラ」ワークショップ=============================
今池こどもの家、南津守小学校、他西成区内の子ども達を対象にワークショップを実施しています。
今回は子どもたちとともに演奏する大人の演奏者も募集しています。

12月26日(木) @今池こどもの家
1月18日(土) @大阪市立南津守小学校 (おとなws 18:00-19:30@西成区役所4F会議室)
2月1日(土) @西成区民センター(合同ws)
2月8日(土) @西成区役所 会議室(合同ws)


※【西成区 在住・在勤のおとな出演者募集】
[対象]楽器を持参できる、大学生以上の西成区在住・在勤の方。
    上記日程のうち最低2日以上とコンサートに参加できる方。

お問い合わせフォームのメッセージ欄に以下の項目について、明記の上ご応募ください。
(定員:30名/定員になり次第、受付を終了します)
①氏名・住所・電話番号・メールアドレス・年齢 ②参加者数(複数人の場合、全員の氏名・年齢)
③持ち込み楽器の種類 ④参加できるワークショップの日程

※楽器は弦楽器、管楽器、打楽器から自作楽器まで簡単に持ち運べるものなら何でもOKです。会場の電源は使用できませんので、ポータブルの電源とPAを各自ご用意ください。


西成における「子どもオーケストラ」

世界中で活躍する音楽家・大友良英を迎え、2012年よりスタートした西成区の「子どもオーケストラ」。10代を福島で過ごした大友は、2011年東日本大震災の後、原発事故の被害に苦しむ福島の惨状を受けて、福島出身/在住の音楽家や詩人、科学者、集った福島県内外の有志と共に「プロジェクトFUKUSHIMA!」を立ち上げ、「いまの福島」、そして「これからの福島」を全世界に向けて発信し、福島や日本の未来の姿を長期的に考えるプロジェクト 「プロジェクトFUKUSHIMA!」を立ち上げました。同年、夏には福島市で1万人を超える人々を集めた音楽フェスティバルを開催、そこでアマチュア/プロフェッショナルを問わない一般公募の参加者と「オーケストラFUKUSHIMA!」を編成し、260名による即興オーケストラの圧倒的なライブで観衆を魅了しました。その余波が大阪にも飛び火し、西成での「子どもオーケストラ」へとつながっています。3.11の大震災から約3年経った今でも、放射線汚染の問題は未だ解決の見通しがたっていません。このことは、福島だけではなく、日本そして世界全体で向き合っていくべき問題なのではないでしょうか。ブレーカープロジェクトでは、ここ大阪において、時間をかけて即興オーケストラの輪を広げていくと同時に、様々な課題、現実と向き合いながら未来を創造していく場を継続していく予定です。

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