» お知らせ

【草本利枝】写真展 + 連続トーク「ニシナリにfenceはないと猫は言う」

2016年3月 1日(火)〜3月12日(土)お知らせ

【草本利枝】写真展 + 連続トーク「ニシナリにfenceはないと猫は言う」

2011年より西成区山王を拠点に、地域に根ざした創造活動を展開してきたブレーカープロジェクトは、写真家・草本利枝によるこのまちの撮り下ろし作品を発表するとともに、展示空間に「話す場」を併設し、様々なゲストを招いて連続トークを開催します。

これまで、故郷である大分県別府や東日本大震災以降の宮城県女川町など、長期に渡って場所や人と向き合い、幾重にも重なる記憶の層を想起させる写真を撮り続けてきた草本。今回は西成のまちに滞在し、ここで暮らす人や訪れる人々、様々な人生が交差するまちの記憶をたどりながら、変わりつつある西成の「いま」を記録。風景、スナップ、ポートレートのほか、ここで出会った人々からお借りした昔の写真も合わせて展示します。

「話す場」では、本展アーティストの草本利枝のほか、「地域に根ざした創造活動拠点の実験2014-2015」に関わったアーティストを交え、そのプロセスを振り返るトークを実施します。また、社会学、地域福祉、教育など、他領域の研究者や実践者を招き、この場所や地域と関わるアートプロジェクトについて、多角的に掘り下げていきます。展覧会と共に是非ご参加ください。

>> フライヤーはこちら
>>「連続トーク」詳細はこちら


■開催概要 / / / / / / /

草本利枝 写真展+連続トーク
「二シナリにfenceはないと猫は言う」

会 期|2016年3月1日(火)〜12日(土)11:00-19:00 ※休館日:7日(月)
料 金|無料(トークは別途有料)
会 場|大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] 1F
アクセス|地下鉄千日前線/中央線「阿波座駅」⑧番出口より西へ約150m ※MAPはこちら

■連続トーク / / / / / / / >>詳細はこちら

3/1(火) ...「ギャラリー・トーク」 
 【時 間】19:00-21:00 
 【アーティスト】草本利枝(写真家)

3/3(木) ...「社会と関わるアートを考える」
 【時 間】19:00-21:00 
 【話し手】笹島秀晃(都市社会学/大阪市立大学大学院文学研究科教員)
      竹田恵子(文化研究、パフォーマンス研究/東京大学情報学環教員)
      吉澤弥生(芸術社会学/共立女子大学文芸学部教員)

3/5(土) ...「大阪ディープサウス秘史」
 【日 時】17:00-19:00 
 【話し手】酒井隆史(社会思想/大阪府立大学人間社会学部教員)
 【聞き手】草本利枝(写真家)

3/8(火) ...「地域に根ざした創造活動拠点:kioku手芸館 たんす」 
 【時 間】19:00-21:00 
 【話し手】福住 廉(美術評論家)    
      薮内美佐子(美術家)

3/10(木) ...「教育×福祉×芸術文化:協働の可能性」
 【時 間】19:00-21:00 
 【話し手】川崎洋幹(社会福祉法人山王みどり会 社会福祉士)
      西野伸一(わかくさ保育園/にしなり☆あそぼパークproject)
      林田照男(大阪府立西成高等学校教員)

3/12(土) ...「地域に根ざした創造活動拠点:作業場をつくってみる!」 
 【時 間】15:00-19:00 
 【話し手】きむらとしろうじんじん(美術家)
      ブブ・ド・ラ・マドレーヌ(美術家)
      草本利枝(写真家)

【進 行】雨森 信(Breaker Project/大阪市立大学文学部教員)
【参加費】各日500円
【定 員】各日30名(要申込)


【お申し込み方法】
こちらより必須項目及び、メッセージ欄に、①参加日 ②参加人数を明記のうえお申し込みください。
なお、定員に達しなかった場合は、当日の受付も行います。

< 会期中のスタッフ募集中 >

ご興味のある方は、お問い合わせフォームより、必要事項とメッセージ欄に
「展覧会スタッフ希望」、
年齢、ご住所
を明記のうえ、ご応募ください。


草本利枝(写真家)
写真家。大分県別府市生まれ。京都市在住。第11、12回写真「ひとつぼ展」(1998年)入選。東京で雑誌などを中心に活動したが、2005年京都に拠点を移す。2007年PUNCTUM(東京)にて個展。 別府現代美術フェスティバル「混浴温泉世界」ではメインビジュアルの撮影を担当するほか、別府市の倉庫を自ら改装しギャラリーを開設、個展を開催。またダンサーと障がいがある人のワークショップ、ALS患者の独居支援プロジェクトなど様々な身体の交流する「場」を撮影。東日本大震災以降、宮城県女川町で日常を失ってしまった人々と共に表現と活動の場を作り出すことを目指す「対話工房」に参加。仮設に暮らす小学生の成長の記録を続けている。

【主 催】ブレーカープロジェクト実行委員会

【共 催】大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]

【助 成】財団法人地域創造/公益財団法人福武財団/アーツサポート関西

【協 力】山王連合振興町会/飛田地区商店街連合/飛田新地協同組合/飛田新地料理組合/飛田連合振興町会/

 社会福祉法人山王みどり会 ほか作品制作に協力いただいた皆様(順不同)

【展示作品提供】高木 進、冨永 武、成田久司、松永富夫

【展示設営】池上将暢(STUDIO-A)、坪田 直

【設営協力】KUSUNOKI WORKS(高橋和広、高橋静香)

【映像記録】越智正洋

【ディレクター】 雨森 信  【事務局】松尾真由子/高岩みのり

※3/3のトークは、2015年度 大阪市立大学戦略的研究・若手研究「大阪市西成区で活動するアートプロジェクトに関する地域実態調査」の一環で実施するものです。

Document Book 2003-2023

Document Book
2003~2023

Artists

▼2022-2023

Archives