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大友良英「子どもオーケストラ ワークショップ vol.2」

2012年3月29日(木) 14:00~16:00【大阪市立南津守小学校】ex・pots

音とあそぶ・音でつくる・音を発見するワークショップ
大友良英「子どもオーケストラ」を開催します。

 □日 時:2012年 3月 29日(木)14:00~16:00(終了時間が変更する場合があります)
 □会  場:大阪市立南津守小学校(Google Map
 □アクセス:地下鉄四ツ橋線「玉出」駅 ①番出口より徒歩10分
 □講 師(指揮):大友良英(音楽家)
 □参加ミュージシャン:小島剛・森山ふとし・山路知恵子

音楽家、大友良英の指揮のもと子どもたちと「集団即興オーケストラ」のワークショップを開催することになりました。演奏の経験や上手下手は問わず、簡単なルールと指揮者の指示にしたがって思い思いに音を出し、その一瞬限りのアンサンブルをつくっていく試みです。
今回のワークショップは、西成区にある今池こどもの家と南津守小学校を会場に、地域の子どもたちや福島県、東北の被災地から避難している子どもたちを対象に実施します。

今回講師としてお招きする大友良英氏は、世界中で活躍する音楽家です。
十代を福島で過ごした大友氏は、震災後、原発事故の被害に苦しむ福島の惨状を受けて、音楽家や詩人、科学者や美術家から一般の人に至るまでの多数の有志を集め「プロジェクトFUKUSHIMA!」を立ち上げました。文化や芸術の活動を通して、福島や日本の未来の姿を考えていく長期的なプロジェクトです。昨年夏には福島市で1万人を超える人々を集めた音楽フェスティバルを開催、そこでははじめて楽器を手にする人からプロフェッショナルまで260名もの人たちとともに即興のオーケストラ「オーケストラFUKUSHIMA!」を編成、これまでの音楽のありかたとは全く異なる視点で、様々な問題提起を行っています。

福島県で起きた原発事故は、大阪で暮らす私たちの生活と関係のないことではありません。日本そして世界全体で考えるべき問題です。大阪でも小さな音楽ワークショップから時間をかけて即興オーケストラの輪を広げていくと同時に、様々な課題をみんなで考える場、現実と向き合いながら未来を創造していく場をつくっていきたいと考えています。

大友良英

音楽家。1959年横浜生まれ。十代を福島市で過ごす。ノイズミュージックやフリージャズの分野で作品を発表する一方、様々なバンドでターンテーブルやギターを担当、その活動範囲は世界中におよぶ。映画音楽、テレビドラマなどの作曲も数多く手がける。さらに近年は、さまざまな人たちとのコラボレーションを軸に音楽と美術の領域にまたがる新たな作品を次々に発表、障害のある子どもたちとの音楽ワークショップや一般参加型のプロジェクトにも力をいれ、各地で「子どもオーケストラ」の原型となる「ダブルオーケストラ」の試みも続けている。
http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/
http://www.pj-fukushima.jp/

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