【梅田哲也「O才」】映像公開のお知らせ
2014年6月20日(金)更新資料・掲載記事
2014年2月~3月にかけて西成区山王一帯で開催したフィールドパフォーマンス+展覧会「O才」。
メイン会場を中心に撮影された映像を一部公開します。
2014年2月~3月にかけて西成区山王一帯で開催したフィールドパフォーマンス+展覧会「O才」。
メイン会場を中心に撮影された映像を一部公開します。
参加アーティスト:大友良英、梅田哲也、呉夏枝、山田亘
地域密着型のアートプロジェクトとして2003年より活動するブレーカープロジェクトは、2011年より3年間の継続プログラムとして、梅田哲也、呉夏枝、大友良英、山田亘の4名のアーティストと共に西成区山王を拠点に創作活動に取り組んできました。
各プロジェクトの集大成として、2014年2月11日(火・祝)に西成区民センターにて実施する「子どもオーケストラ」のコンサートを皮切りに、2月15日(土)から3月9日(日)まで、大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]、および、まちなか会場(西成区、山王周辺)において、展覧会を開催します。
それぞれの取り組みでは、地域の方々の協力や参加を得て、予期せぬ出会いや出来事が連鎖していくなかで、活動はゆるやかに流動しながら深化していきました。そういったプロセスからどのような作品へと結実/昇華するのか、多くの皆様にご覧いただければ幸いです。
山田亘によるプロジェクト「西成なるへそ新聞」は、2013年3月よりスタートし、一般公募により集まった有志による編集メンバーとともに、取材・制作・発行を行う編集ワークショップを3週間毎に実施し、約10ヶ月かけて全25号を発行しました。
本展では、新聞全号の展示のほか、今回のプロジェクトに関連する資料や山田がこのエリアで撮りためた空き地の写真などを展示します。
2011年に築60年の木造アパート「新・福寿荘」の空間全体を使った作品を制作した梅田哲也による新たなプロジェクトでは、西成区・山王のまちを舞台に、日常の風景のなかに作品と偶然とが混在する展覧会に取り組みます。空き地を出発点として、鑑賞者が巡りながら遊覧するフィールドパフォーマンス+展覧会です。
展覧会は4会場で開催します。会場の所在は遊覧の途中でお知らせします。出発してから戻ってくるまでの鑑賞時間は2時間です。14:00~16:00の間でしたら何時に出発していただいてもかまいません。開催は18:00までです。鑑賞者は、途中で得られる情報をもとに、それぞれ違うルートで回遊します。
■ゲスト
會田洋平、アキビンオオケストラ、中尾微々、捩子ぴじん、ハイネ・アヴダル & 篠崎由紀子、
松井美耶子、渡邉寿岳、ほか秘密(五十音順)
※ゲストは全日程での参加ですが、内容は日によって大きく異なることがあります。
※ハイネ・アヴダル & 篠崎由紀子は2/28以降、中尾微々は土・日のみの出演です。
「語られなかった記憶」「言葉にできない記憶」について探求し、織る/ほぐす/結ぶという手法で作品制作を行ってきた呉は、今回、西成区山王地域において、2年半かけて制作に取り組んできた作品を発表します。
「西成・子どもオーケストラ」では、音楽家・大友良英氏を講師に迎え、2012年2 月より今池こどもの家と南津守小学校と連携し、西成区のこどもを対象に「集団即興オーケストラ」のためのワークショップに取り組んできました。
3年間の集大成となるコンサートを2月11日(火・祝)に西成区民センターで開催します!
新年のkioku手芸館「たんす」は1月9日(木)からスタートです。
2013年3月24日に第一号が発行された【西成なるへそ新聞】は、その後も3週間に一度のペースで発行し、全25号が完成しました。
2月15日にスタートする展覧会では、全号をご覧いただくことができます。乞うご期待!
最新版 25号は 12月25日に発行しました!
PDFダウンロードはこちらから↓
9月から開催している「編むワークショップ」で編んでいる、ニットキャップ人形の編み図がダウンロードできるようになりました。
昨年12月からリサーチを行い、今年5月には空き家を会場にプレビューを実施して準備をしてきた展覧会「O才」が、12月より本格的に制作をスタートし、2014年2月22日から3月9日(日)まで西成区・山王周辺のまちを舞台に開催いたします。